マックがマクドナルドと間違えられたのも今では昔語り                    ジョブス氏追悼記事 Macのお話

     
懐かしい六色りんごのロゴマーク

マックといえばマクドナルドのことかと誤解されることも昔はよくあった。
ただiMacがそこそこ売れた後は、パソコンにマックという機種があるらしい、という程度
には認知されたものだった。ところで、関西ではマクドナルドのことを「マクド」と呼んで
いるそうだ。これだと、最初から間違えようがないわけだがw

MacMacintoshの最初の3文字をとった愛称で、パソコンの商品名(シリーズ名?)であり、
これを発売した会社の名前がAppleになる。社名と商品名がきちんと区別されずに使われて
いた記憶がある。どちらかといえばマックのほうが優先度が高かったと思う。有力な商品が
あると、そちらのほうが有名になるのはよくあることだ。

それからMacintoshマッキントッシュ)という名前は、林檎の品種である、McIntoshから
とったようだ。この名前の由来は諸説あるのだが、一番ベタな説は、創業者の一人である
ティーブジョブスがリンゴ好きで、なかでもMcIntosh(日本では旭)がお気に入りだった
というもの。

少しばかり出来すぎだと思われそうな説として、パーソナル・コンピュータは人類に与えら
れた禁断の果実(リンゴ)であって、人間はそれをかじってしまった。それが社名とロゴに
象徴されている、というのがある。だから、アップルマークにはかじったあとがあるのだ
そうだ。他にも、リンゴのかじったあとはデータの単位であるByte(バイト)と、ものをかじる
bite(バイト)をかけたシャレである、という、思わず納得しそうな説もあって、興味はつき
ない。そういえばジョブスの伝記が出版されるが、また新たな逸話が加わるのだろうか。

最近はAppleiPhoneが爆発的に売れているので、一般的な知名度ではもはやMacの時代は
もう終わったのかも知れない。Macが会社名と間違えられた時代がマックユーザーとしては
懐かしくもあり時代の移り変わる早さを実感する。