放射線量の数値は結局いくつなら安心できるんだろうか

放射線量の話題になると悲観論にひきずられてしまうのもしかたないところか。
この数値なら安全というのがわからないわけだから。でもまあ、気にしすぎて
ストレスを貯めるのは放射線の直接の影響よりもさらに悪いものがあるらしい。
まあ避難生活を余儀なくされている人のストレスはかなりのものだろう。
逆に避難しないことで放射線に対する不安でストレスもこれまた直接の影響より
も大きいだろう。こうなると鈍感力の差が最後はものを言うのかもしれないが。

愛知県にもどうやら放射能は飛来していたようで、こんな離れた場所でさえ数値
に一喜一憂していたのだが、ある記事を読んで唖然としてしまった。

そもそも放射線量の数値が3.11以前はどうだったのかを知っていた人は少ない
だろう。もちろん自分も知らなかったほうのくちであるが。

東京都内で明らかに他の場所よりも高い放射線量を示す場所があり、それが
あきらかに雨水の影響のないところでもあるので、関心をよんだことがある。
その関連の記事だ。

  放射能持つ花崗岩使った国会議事堂“ホットスポット”だった
                  二ユースサイト イザより

ようするには、花崗岩は微量な放射線を発しているので、当然花崗岩の大量に
使ってある国会は結構放射線量が他より高く出る、ということだ。

まあそれはそうだろう、ということだが、問題はこの箇所だ。

  東京での計測結果が花崗岩の影響であることを確認するため、
  日本有数の御影石産地である「愛知県岡崎市」!に向かった。
  採石場に入ることはできなかったが、採石場に面した場所
  (地上1m)で0.12を計測した。場内はかなり高いことが
  予想される。比較するため、そこから約2km離れた公園で
  測ると0.1とわずかに下がった。さらに2kmほど離れた
  岡崎インターチェンジ近くの駐車場では0.09だった。


う〜む原発事故なくても、もともとこの地の数値が高いとは・・・
知らないことの幸せ、とい言葉が浮かんできた。

でもまあ、岡崎市は地盤が花崗岩なので地震のとき近隣の市よりも
揺れが少ないので(実体験)と、強がってみるのだが(笑)