細かいところが気になる訳は(過去記事その5)

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と思ったものを転載した。日付は記事中のものが実際の日付。

2019/07/30
細かいところが気になる訳は

いまだに文章を書くたびに迷ってしまうのは自分の呼称だけでなく、
読点の位置やら文末表現(ですます調か、だである調)などなど
他にもいくつかある。

それは、文章の美しさや内容の正確な伝達にこだわりがあるわけ
でなく、これでOKが出るのか?というのが気になる(心配になる)
環境に自分がいたからだ。

今からはるか遠い昔のことw
世はWindows95が空前のブームになっていた頃。自分は翻訳の
真似事をしていた。翻訳でなく翻訳の真似事なのがポイント。
翻訳の教室に通ったのがメインで、実際の仕事としての翻訳は
少ししかしてない。(この前後の話はまたいつか書いてみたい)

どういうことかというと、実際の翻訳作業上でのことではなく
翻訳教室で自分が提出した課題の翻訳文が添削されるときの経験
からきている。このときに、実にたくさんの細かいルールが
課せられていた。

半角全角の区別(数字英文字は半角)。
文末表現の統一(混在は不可)。
長母音の省略(メモリーでなくメモリ)

などなど他にもたくさんあった。

それで文章を書くときにいちいち気にするようになったという
訳だ。それが文章を書くうえで多少でも役立った面もあるが、
より良い文章を目指すというより、減点されないための受動的
な反応なのであまり自慢できるものではない。

翻訳と言えば思い出すのが、サプリや化粧品で有名なDHCが
もともと翻訳の会社だったことだ。「大学翻訳センター」の
頭文字が社名になっている。翻訳業界では最大の出世頭である。