くも膜下出血かもしれない という不安がかすめることも

睡眠時間が乱れていることもあって、夕方からだんだん頭痛がしてきた。
はじめは首筋がこってきて、そのあと後頭部にかけてじわじわ痛みが広がってくる。
幼少期からの持病なので、特に気にしないようにしている。

ただひどい頭痛が起きると、どうしてもクモ膜下出血やら脳腫瘍などといった
単語が頭をかすめる。もう昨年の出来事になったが、小室夫人のKEIKOさんが
くも膜下出血で倒れ、救急車で搬送、そのまま入院。なんてこともあった。
KEIKOさんはだいぶ回復してきたようだが、くも膜下出血は突然起きるので
(まあ、ほとんどの急性の病気はそうであるが)油断できない。

一般に、くも膜下出血は女性が多いと言われているように記憶していたが、
この記事を読むとそうでもないようだ。

  「くも膜下出血」を予防しよう オムロン
   http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/life/71
  くも膜下出血は「女性に多い病気」とされ、男性には少ないように
  思われています。ところが実際には、死亡率を比較すると男性1に
  対して女性1.26と、大きな差はありません。むしろ年代によって
  男女差がみられ、40歳代、50歳代では男性に多く60歳以降は女性に
  多くなる傾向がみられます。

う〜ん、まさにドンピシャの年代なんだが・・・
男性のくも膜下出血というと、やはり昨年の9月のことだが、コラムニスト
神足裕司さんがこのくも膜下出血で倒れて緊急入院したのも思い出す。
神足さんも、一命はとりとめて現在はリハビリ中だそうだ。ただリハビリ中
ということは後遺症があるということでもあるわけで。早期の復帰は難しい
かもしれない。

くも膜下出血に対してだけではなく、メタボ全般に対して予防しなくては
という思いは当然あるので、かなり前から食事には気を使っている。その
結果少しづつではあるが体重も落ちてきている。

ただし、より効果的な対策としてやはり運動も必要になってくる。
普段している運動というと散歩くらいであるが、どうやらただ漫然と歩くだけ
なのは効果がうすいようだ。運動というと有酸素運動をさすことが多いようだ
が、中高年以降はむしろ、中程度の負荷をかける運動のほうが時間が短くても
効果があるらしい。つまりは運動の成果というのが心肺機能だけでなく筋肉量
を維持することが必要というふうに今では考えられているということだ。

歩く場合であれば、階段歩き、早歩き、等を取り入れるのも効果があるらしい。
食事に気を使うのが三日坊主にならずにいるので、なんとか運動も続けられる
といいのだが・・・

人間五十年 化天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり 織田信長

今年を振り返る番組にもスティーブ・ジョブズの名が登場している。
情報が情報を押し流すがごとく、年末にはマスコミの垂れ流す膨大な
情報の海では過去の一つの出来事として埋没しそうだ。
なんて偉そうな口をきいていても、凡人はマスコミの情報の奔流に
ただ流され行くだけ・・・

それでもスティーブ・ジョブズにはもっと生きていて欲しかった。という
思いは今も変わらない。自分が若いときは著名人の訃報もただ名前だけを
知る人物がの人が社会的かつ物理的に亡くなった、というただのニュース
にしかすぎなかった。それも当然ではあるけれど。
近頃は自分が強く影響を受けたりシンパシーを持っていた人物の訃報を
聞くとなんともいえぬ喪失感を味わうことが多くなった。自分もそういう
年齢になったということなのはわかっているが・・・

ところで、ひとつ気になるのが、今まではシニア世代が日本の平均寿命を
押し上げてきたのに対して、どうも戦後の団塊世代以降は没年齢がどうも
若い(早い)ような気がするのだが、実際はどうなんだろう。平均寿命差
はこれからだんだん下がっていくような気がする。自分も親世代のように
長生きする自信は、ないw



スマートフォンが生まれる、もっと前に
ディープな人たちはこうやってMacを持ち歩いてたという!

マックがマクドナルドと間違えられたのも今では昔語り                    ジョブス氏追悼記事 Macのお話

     
懐かしい六色りんごのロゴマーク

マックといえばマクドナルドのことかと誤解されることも昔はよくあった。
ただiMacがそこそこ売れた後は、パソコンにマックという機種があるらしい、という程度
には認知されたものだった。ところで、関西ではマクドナルドのことを「マクド」と呼んで
いるそうだ。これだと、最初から間違えようがないわけだがw

MacMacintoshの最初の3文字をとった愛称で、パソコンの商品名(シリーズ名?)であり、
これを発売した会社の名前がAppleになる。社名と商品名がきちんと区別されずに使われて
いた記憶がある。どちらかといえばマックのほうが優先度が高かったと思う。有力な商品が
あると、そちらのほうが有名になるのはよくあることだ。

それからMacintoshマッキントッシュ)という名前は、林檎の品種である、McIntoshから
とったようだ。この名前の由来は諸説あるのだが、一番ベタな説は、創業者の一人である
ティーブジョブスがリンゴ好きで、なかでもMcIntosh(日本では旭)がお気に入りだった
というもの。

少しばかり出来すぎだと思われそうな説として、パーソナル・コンピュータは人類に与えら
れた禁断の果実(リンゴ)であって、人間はそれをかじってしまった。それが社名とロゴに
象徴されている、というのがある。だから、アップルマークにはかじったあとがあるのだ
そうだ。他にも、リンゴのかじったあとはデータの単位であるByte(バイト)と、ものをかじる
bite(バイト)をかけたシャレである、という、思わず納得しそうな説もあって、興味はつき
ない。そういえばジョブスの伝記が出版されるが、また新たな逸話が加わるのだろうか。

最近はAppleiPhoneが爆発的に売れているので、一般的な知名度ではもはやMacの時代は
もう終わったのかも知れない。Macが会社名と間違えられた時代がマックユーザーとしては
懐かしくもあり時代の移り変わる早さを実感する。

二番目に買ったMacはかわいい形をしていた ジョブス氏追悼記事

前回の記事を書いているとき当時の記憶が次々と沸いてきてしばし懐かしの
世界に浸っていた。少しこの辺りのことも書いてみたい。

Macintosh Performa 275

HDD160MB
メモリ8MB


Macの操作にもすぐ慣れて、毎日何をする
のでもなく(実際にパソコンで何かをする
というよりは、触ること自体が目的だった)
四六時中いじり倒していた。
今思うとネットに繋がずスタンドアロン
状態で、そこまで夢中だったのが、不思議
な気がする。いったい何してたのかw

Macの操作性にほれ込んで、すぐにもう一台欲しくなり(これはデザイン的な面での欲求も強かった)
金もないのにMacintosh Performa 275買ってしまった。これはColor Classic IIという機種に
ソフトをバンドルしたエントリーモデル。LC575がCD-ROMが付いていたのに対して、フロッピーディスク
しか付いてないモデル。さらにディスプレイは9インチという据え置きにしてモバイル並みの小さな画面。
ただしCRTがトリニトロンだったので小さくても視認性や発色は抜群だった。

Macが進んでいたなと思うのは、こんなちっぽけなエントリーモデルでもネットワークが標準だった
ことだ。ケーブル一本でもう1台のLC575とすぐに接続してネットワークが構築できた。そのために
CD-ROMが無くても、575側のCD-ROMを共有して使えたのはありがたかった。今ならそんなのはごく
当たり前のことであるが、当時のWindowsではDOS(コマンド操作のユーザーインターフェース)や
TCP/IP(ネットワークプロトコル)のコマンドに詳しくないとネットワークを初心者が繋ぐなどというのは
かなり敷居の高いものだった。

そのネットワーク内で、にそれぞれのPCの名前を付けるときのこと。
このPC、なんだか子犬が座ってるように見えたので、「ポチ」と命名したw
さらに、LC575のほうも同様に犬がおすわりしてるように見えなくもないので、こちらを「大ポチ」、
Performa275の方を「小ポチ」と称して、名前で遊んでいた。

メモ帳のトラブルシューティング

ブログの文章はいつも下書きしてからそれをコピペしている。下書きしているというと、かなり
気合を入れて書いているような印象を持つかもしれないが、ようするにただのバックアップに
すぎない。せっかく書いた文書が消えたときのショックを考えてのこと。普通に経験があるだろうが、
記事をアップしたら文章が消えてしまった、というのはかなりガックリするトラブルだ。

そういうわけで普段はTeraPadというテキストエディタを使っている。ところが今回はたまたま
Windows標準のメモ帳に書いてたら何かおかしい。どうも上書きモードになっていて入力すると
次の文字が消える現象が起きている。たしかメモ帳はデフォルトで挿入モードだったような。
いつも文字入力は挿入モードの状態なので、とてもやりにくい。

というわけで、あれこれやってみた結果をメモしておく。

・右端で折り返す にチェックを入れてもダメ
・メモ帳のメニューを端から探すも手がかりなし
・インサートキー にも反応しない
・ヘルプを読んでもよくわからない

それでも解決しないのでとりあえずネットで検索してみた。
すると

・フォントを(MSPゴシックに)変更して使う
・「右端で折り返す」設定にする

これは当然頭の中に入っていた項目であるが、ひょっとして、と思い確認してみる。
するとフォントの件がビンゴだったようだ。本来はMSゴシックのはずが、英文字のフォントに
なっていた。さっそくフォントをMSゴシックの12ポイントに直すと以前のような挿入モード
に戻った。以前、フォントの大きさを変えたときに(画数の多い漢字の細部を文字を拡大して
確認した記憶がある)どうもフォントが英文字のものになってしまったようだ。

文字入力はいつもの状態と少し変わっただけで、結構ストレスを感じるものだ。
PCでこれでは携帯での文字入力は苦行に近い、と思うのはすでに年寄りになった証拠かw

初めて買ったMacはジョブスのいないAppleからだった ジョブス氏追悼記事

ジョブス氏が逝去した。
初めて買ったパソコンがMacだったこともあり、いろいろな思いがめぐった。
ただ残念なことに自分が初Macを買った当時のAppleにはジョブスはいなかった。
そしてジョブスがAppleに戻ってきたときには、自分はすでにWindowsユーザーになっていた。
ジョブスがAppleから離れまた戻ってきた経緯は
今はかなり詳しく記録に残っているので興味ある人
は検索してほしい。マックユーザーとしてはすれ違ってしまったジョブス。
自分もまたその足跡を今一度確かめてみたい。
また一つ偉大な星が消えた・・・

自分のPC歴のスタートはMacintoshだった。そしてその次のパソコンもMacintosh
でもそれは、私が熱烈なマカーだった、ということではない。
当時マカーと呼ばれるには、小型自動車が買えるほどのお布施が必要だった。
当然、貧乏な自分にはとても無理な話で、それでもなんとか、マックユーザーの
端っこに連なりたいとは思っていた。そんな折、AppleからLCシリーズが発売された。
ローコストカラーという身もふたもない名称ではあったけれどw
このシリーズは本来のMacではないという声もあったが、このおかげでマックユーザーに
なれた人も当時は多かったのでは。それ以前はPC界のポルシェと言われていて実際ユーザー
には医師が多かった時代。

当時はWindowsはまだ3.1の時代でDOSの操作を引きずっていてコマンドに詳しくないと
使いこなせないOSだった。そんな中コマンドとは無縁でマウス操作だけで使えるのは
初心者にとって実に魅力的な存在だった。ただし仕事で使うには決定的に向いていなかった。
当時はパソコンといえば(事務所などにおいてある)NECの98シリーズに一太郎(ジャスト
システムのワープロソフト)を載せたものが定番中の定番で、Macなどはおもちゃ扱いだった。
もっとも車と同じ金額のおもっちゃというのもすごいが・・・

その頃、友人がDTM(デスクトップミュージック)を始めるにあたり、購入したのがSE30で
やはり周辺機器とあわせて100万円は超えていた。さっそく、どんなものか、とばかりに
出かけていってあれこれ試してみた。初めてパソコンに触れた人間にでも、マニュアルなし
にすぐに使えたのには驚いた記憶がある。これなら自分にも使えると思ったので、一気に
買う気モードに突入した。それとタイミングを合わせるがごとくLCシリーズにMacとしては
かなり低価格の新製品が売り出された。それがMacintosh LC575というエントリー機種である。
エントリー機種とはいえ、一体型というところがMacらしさのアイデンティティを満たしている
のが自分なりに気にいっていた。これでも20万円強のプライスと記憶している。
しかし、金のない自分としてはよく思い切ったものだw

スペック

Apple LC575 漢字Talk7.1 トリニトロン13インチディスプレイ一体型
CPU Motorola 68LC040 33MHz HDD320MB メモリ8MB 

CPUのクロック周波数も、HDDやメモリの容量も、タイプミスでG(ギガ)が抜けているわけ
でなく最初から入ってない。今の数値から見れば信じられないほどである。
しかしこんな機種ですら20万円越えのプライスだから当時のパソコンの高額さがわかる
というものだ。でもこの機種のおかけで、当時よくあったように買ったパソコンにホコリが
積もることもなく、ブラインドタッチも含めたパソコンの種々のスキルを習得できたので
この選択は間違ってなかったように思う。

その後、このMacOSを真似した?と言われるWidows95が世に出て、いわゆるパソコンブーム
が巻き起こり時代はIT一色に、そしてバブル全盛へとなだれ込んでいった。